●市販のドライ酵母、市販の天然酵母商品、自家製酵母の光学顕微鏡です。顕微鏡写真の技術がとっても低いのはお許しください…^^;
●Blog記事の方に沢山写真を載せてありますので、ご興味のある方は併せてお楽しみください。
●写真についているスケールバー(黒い横棒)の「10μm」は、1/100mmです。 また倍率は全て400倍です。
●もしも「この酵母を見てみてほしい」というリクエストがありましたら、お問い合わせください。もしかしたらお応えできるかも知れません^^
1)インスタントドライイースト「saf(サフ)」赤ラベル
2)日清「スーパーカメリヤ」
●2017年7月 こちらの写真が、子ども向けの科学系の本「もっと知ろう!発酵のちから」(ぽるぷ出版)に掲載されました!とても驚きました。
お役に立てて大変嬉しかったです! 記事:顕微鏡写真が本に載りました>>
3)パネトーネマザー
製品は、こんな風に、パネトーネを培養した小麦粉と、ドライイースト(フェルミパン)をブレンドした状態です。
つるんと丸いのが酵母で、いびつなのが小麦粉の粒子だと思われます。
パネトーネ菌が見えているというよりは、きっとフェルミパンのドライイーストが見えてるんだろうな~と思います。
私は見分ける術をもっておりません。。
4)レーズン酵母(自家製酵母)
オーガニックレーズンと水を培養して、酵母液を作りました。本来ならこれをそのまま見れば良いのですが、数ヶ月前に作ったエキスなので、菌が弱っていそうだったため、小麦粉と酵母液を1:1で混ぜて培養し、元種状態にしたものを観察しました。
いびつな粒子、大きな粒子は小麦粉だと思われます。 元種を起こしたので、酵母はよく増えていて、元気だな~っていう印象でした。
5)ヨーグルト酵母(自家製酵母)
プレーンヨーグルトに小麦粉と砂糖を加えて混ぜ、培養してできたヨーグルト酵母を、 半年間くらい小麦粉と水1:1でつないでいるものです。…なので多分もうヨーグルトの特性は抜けて、ただの小麦酵母になってるかもという気もするんですが、これでパンを作ると独特のやさしいふんわり感が出るので、ヨーグルト酵母独特の菌も一緒に生き続けていたりするのかなあ?なんて思ったりもします。
小麦粉の粒子も見えつつ…。レーズン酵母の元種と同じような印象です。
なにやら桿状(棒状)の細菌が写っております。
これが乳酸菌的なものなのかどうかは、私にはわかりかねます。。
6)ホシノ天然酵母
原材料名は、「小麦粉・米・酵母・麹」となっていました。ホシノ天然酵母は酵母菌と麹菌のコラボ製品ですものね。
面白くなってまいりました。
詳細記事はこちら >>
7)ホシノ丹沢酵母
原材料名は、「小麦粉・米・酵母・麹」となっていました。あっちでポッコリ、こっちでポッコリ、せっせと出芽(分裂)してらっしゃいます。
詳細記事はこちら >>
8)酒種酵母(自家製酵母)
酒種(酒粕)酵母は、酵母菌と麹菌が共存しています。私の好きな酵母でもあります。
丸い酵母菌と共に写っている棒状のものは、ホシノ同様、酒種酵母の特徴でもある、麹菌の菌糸です。ワッサ~と沢山見えます。
この酵母は麹菌の面白い器官が見えましたので、ご興味ある方はぜひBlogの記事の方をのぞいてみてください^^
9)梨酵母(自家製酵母)
梨と水を培養して、酵母液を作りました。このエキス原液を観察しました。
コーヒーブレイク ~食にまつわるよもやま話~
面白いなあと感じたことをご紹介していきます。ご興味ある方はどうぞ…^^
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